ニキビ治療・ケア > 基礎知識

アクネ菌

アクネ菌は、肌に多く存在する皮膚常在菌です。アクネ菌は、肌のペーハーを調整する働きがあり、肌を弱酸性に保っています。アクネ菌は、腸に存在している乳酸菌のように人間には必要な細菌なのです。しかしアクネ菌が肌の毛穴の中で異常増殖するとニキビの原因となります。

皮脂

皮脂には、薄い皮脂膜を形成し、肌の水分を保湿する働きがあります。皮脂が少ないと水分を保湿することができず、肌が乾燥します。肌の乾燥は、角質をカサカサに乾燥させ、毛穴に詰まりやすくさせ、ニキビの原因となります。なお過剰な皮脂は、ニキビの原因菌であるアクネ菌の栄養源となり、アクネ菌を異常繁殖させ、ニキビの原因となります。
なお皮脂は、男性ホルモン(アンドロゲン)や女性ホルモン(プロゲステロン・黄体ホルモン)の働きにより、過剰に分泌します。女性にも男性より少ないが、男性ホルモンが分泌されています。

ホルモン

男性ホルモンは、睾丸や副腎から分泌されるホルモンです。なお女性にも男性より分泌量が少ないが、卵巣で男性ホルモンが作られています。男性ホルモン(アンドロゲン)は、皮脂を過剰に分泌させ、ニキビの原因となります。
女性ホルモン(プロゲステロン・黄体ホルモン)は、卵巣の黄体から分泌されるが女性ホルモンです。女性ホルモン(プロゲステロン)は、皮脂を過剰に分泌させ、ニキビの原因となります。なお女性ホルモンのバランスが生理前に崩れたり、乱れたりするとニキビが悪化すると言われています。

コメド

コメドは、ニキビの第1段階と言われる非炎症性の皮疹です。コメドは、脂腺性毛包内に細菌(アクネ菌)・皮脂・角質などが詰まった状態です。なお目に見えない小さな塊をマイクロコメド(微小コメド)・毛穴が閉じている状態を白コメド(白ニキビ)・毛穴が開いて中身が見えている状態を黒コメド(黒ニキビ)と言います。

肌の構造

肌には、表皮と真皮があります。表皮は、真皮の上にあり、角質層・顆粒層・有棘層・基底層に分かれています。
角質層は、肌の一番表面にあり、表皮細胞が死んだものです。なお角質層には、外部から体を守るバリア機能があります。また保湿成分を作り出し、約30%の水分を含んでいます。なお水分が減少すると乾燥肌の原因となります。
顆粒層・有棘層は、角質層の下にあり、生きた細胞からできています。顆粒層・有棘層には、外部からの刺激を神経に伝達したり、アレルギー反応を起こし、体を守る働きがあります。
基底層には、新しい表皮細胞が作り出す働きがあります。また基底層には、紫外線と反応し、メラニン色素を作り出して真皮を守る働きもあります。
真皮は、表皮の下にあり、約70%がコラーゲンです。コラーゲンは、真皮の中に網目状にあり、肌の弾力性を保ちます。なおコラーゲンの中にはエラスチンがあり、コラーゲンを支えています。そしてコラーゲンとエラスチンを埋め尽くすようにゼリー状のヒアルロン酸があり、水分を保っています。
なお線維芽細胞は、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を生み出す細胞です。

ターンオーバー

ターンオーバーは、表皮が新陳代謝により、生まれ変わることです。ターンオーバーでは、基底層で新しく生まれた表皮細胞が約28日掛け、角質細胞になりま す。なお角質細胞は、基底層から押し上げられ、最後は垢(あか)となってはがれ落ちます。しかし加齢とともにターンオーバーの機能は衰え、期間が延びたり します。
なお真皮には、ターンオーバー機能はありません。

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